初期の近視手術は、メスによる切開で角膜を偏平化させるRKが行われました。
その後、エキシマレーザーが用いられるようになりました。
エキシマで角膜を偏平化させるのですが、エキシマの種類により、走査エキシマ
によるPRK、LASIK、そして太い立体エキシマによるフラップレス・レーシック
に大別されます。
フラップレスは、角膜の構造に左右されずにレーザー照射が可能です。
角膜は構造上、ミルフィーユケーキの様な層状になっています。
角膜のミルフィーユケーキは、クリーム、パイ、クリーム、パイ、クリームの如く
5層になっています。
一番外側の上皮は厚かったり、薄かったり、濡れ目であったり、乾き目であったり
して、エキシマの照射量の把握が困難です。
したがって点状、面状のエキシマを走査して照射するPRKやLASEK、LASIK、
イントラレーシックでは、上皮をあらかじめ剥離したり、フタを造ったりして、
どけておかなければなりません。
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